地球外少年少女 -Extra Terrestrial Boys & Girls-

EXTRA-TERRESTRIAL BOYS & GIRLS NEWS ニュース

『地球外少年少女』後編初日舞台挨拶 オフィシャルレポート

後編となる「はじまりの物語」が遂に上映となり、2月11日(金)に、新宿ピカデリーにて初日舞台挨拶が開催されました。本作を手掛けた磯光雄監督をはじめ、藤原夏海さん(相模登矢役)、和氣あず未さん(七瀬・Б・心葉役)と、本作のイベント初参加となる伊瀬茉莉也さん(那沙・ヒューストン役)らメインキャスト陣が登壇し、後編の見どころを中心としたトークを行いました。

1月28日(金)より上映となった前編「地球外からの使者」は、ミニシアターランキング1位(1月29日~1月30日)、Filmarks初日満足度ランキング第1位を獲得するなど、大きな反響となっており、監督に作品の手ごたえを伺うと、「こんなにご評価頂けるのは皆さんのおかげです。本当に感謝しています。エゴサが楽しくて仕方ないです(笑)。後編もアクセルを踏んでいきますので、前編の期待のままに、さらに楽しんで観ていただければと思います。」とファンへの感謝を述べました。

続いてキャスト陣に、演技や映像で注目してほしいポイントを伺うと、藤原さんは「全部注目なんですけど(笑)、やはり6話を重点的に観て頂きたいです。私はプラネタリウムが好きなのですが、あるシーンでは、まるでプラネタリウムに行っているかのような気持ちにさせられる綺麗な映像だと感じました。」と映像面でのポイントを強調し、和氣さんは、「音もすごく良くて、宇宙ならではの浮遊感や、緊迫感を感じました。アフレコの時に音楽を聴かせて頂き、気持ちがとても乗せやすかったです。」と作中の音楽について語り、さらに物語のポイントとして、「前編では、子供たちが協力して前に進んでいく動きを見せました。今回の後編では、そこから子供たちの決断がどうなるのかが注目ポイントです。」と見どころを挙げました。伊瀬さんは、自身が演じる那沙というキャラクターについて語り、「前編では子供たちとは少し違った立ち位置だったので、どんな風にアプローチしていこうかと悩みました。後編になるとさらに難しくなり、こんなに悩むことはなかなか無いという感じで……。」とキャラクターを演じる難しさを語り、「磯監督からキャラクターへの想いを毎回熱く語って頂き、色々なアプローチを試しました。上映までは不安も大きかったのですが、前編を観た時に、このキャラクターで間違って無かったんだと感じました。後編は物語がどんどん加速していきます。那沙も活躍するので、ぜひ楽しんで頂きたいです。」と作品への手応えを語りました。
   
そして、最初のトークコーナーとなる「地球外少年少女とは!?」では、キャスト陣に「地球外少年少女」を一言ワードで表現してもらうことに。和氣さんは「人間の夢」と回答。「大人になると宇宙に行きたいと答える方が少なくなるように思います。小さい頃は皆、宇宙が気になっていたはずなので、それを想い起こさせてくれるような作品だと思います。」と説明し、「今世は難しいですが、来世では私もぜひ宇宙に行きたいです!人間の夢だと思います。」と壮大な夢を語りました。藤原さんは「子供心をくすぐる作品」と回答。「(作中に登場するデバイス)“スマート”などの機器など、磯監督の発想が子供心をくすぐると思います。子供の頃に戻って、改めて観てみたいと思いました。素直に受け取って、素直に感じると思うので、子供たちにもぜひ観ていただきたいです。」と答えると、磯監督も「子供たちからの反響が一番嬉しいです。難しいことは考えずに、楽しんでもらえると嬉しいです。」とコメント。伊瀬さんは「プレゼント」と回答。「磯監督から全世界の人たちへ“未来の可能性”をプレゼントしてくださったような気がします。2045年になった時に、この作品のように宇宙が身近になっているような未来が来るのではと思っています。」と語り、「子供ももちろんですが、作中の子供たちが立ち向かう姿を見て、大人こそ胸に来るものがあると思うので、幅広い世代に楽しんでもらえると思います。」と感想を語りました。
  
続いて、「○○からは逃れられない。」というトークテーマに移り、作品のキャッチコピー「未来からは逃れられない。」にあわせて、登壇者の“逃れられない宿命”を回答。藤原さんと伊瀬さんは、偶然にも「“片付け”からは逃れられない。」と同じ回答を発表。藤原さんは、自身を「散らかしまくる人間」だと説明し、毎日片付けの事が頭の片隅にあるくらい片付けが苦手なことを告白。伊瀬さんも、「書類などが溜まっていくばかりで、掃除機に手が伸びないんです。私は片付けが苦手なんだと今年に入ってやっと気付きました。」と悩みを語りつつ、2人が「今の時代はお掃除ロボットがある!」「(作中に登場するAI)トゥエルブみたいに要らないものを吸い込んでほしい!」など、苦手な片付けから逃れられそうな未来を想像しコメントしました。そして、磯監督は「“締切”からは逃れられない。」と回答するも、スタッフからは「監督はそこまで締切を守っていないのでは……?」との意見があったことが告げられ、「ちゃんと意識はしています(笑)。ちょっとずつ遅れながら作った結果、皆さんを楽しませることができるので……そこは強調しておきたいかなと思います。」と笑いながら説明しました。また、和氣さんからは「“老い”からは逃れられない。」との回答があり、「老いはみんな来てますよね?」と会場を笑わせた後、「朝起きた時に身体がつったり、階段を上ると動悸があったり。心は小学生くらいでいたいのですが……」と意外な悩みを告白し、周りを驚かせていました。
 
様々なトークが展開した後、イベントは終演の時間に。最後に、登壇者一人一人よりメッセージが贈られ、舞台挨拶は幕を閉じました。
 
藤原さん「前編が上映されてからあっという間の2週間でした。無事にこの日を迎えられて良かったなと思います。劇場で観て本当に良かったと思って頂ける作品です。気になるところは配信でじっくりと何度も楽しんで頂けたらと思います。」
 

和氣さん「前編が公開されて、たくさんの方に観て頂きました。劇場で観て頂いたり、配信でご覧になった方もたくさんいて、嬉しく思っております。後編はさらにすごいことになっています。ぜひ楽しんで頂けたらと思います。」

 
伊瀬さん「大きなスクリーンや、素敵な音響で、たくさんの人に観て頂きたいです。そして、感想などもぜひつぶやいて頂きたいです。この作品に携わり、那沙というキャラクターに出会えて幸せです。」
 

磯監督「スクリーンで観ると、スケール感があり、自分でも驚くほどの迫力を感じました。ぜひ何度でも観ていただけたら嬉しいです。また、劇場公開限定版Blu-ray&DVDには、絵コンテが特典で入っています。本編では観られなかったカットも入っていて、ここでしか見られません。そして3時間ほどのオーディオコメンタリーも入っています。私の他に(キャラクターデザインの)吉田健一さんや、(音響監督の)清水洋史さんも出ています。実は、6話のあたりではお酒が入っていて、言ってはいけないこともポロっと入っているかもしれません(笑)。ぜひこちらもお聞きになってください。」
 

オリジナルアニメ『地球外少年少女』後編「はじまりの物語」は、新宿ピカデリー他にて2週限定劇場上映中。劇場公開限定版Blu-ray&DVDも好評発売中、さらにNetflixにて全世界配信中!



<オリジナルアニメ『地球外少年少女』後編 初日舞台挨拶 開催概要>

▲イベント時フォトセッション(左から・磯、和氣、藤原、伊瀬)

日程:2022年2月11日(金・祝)
会場:新宿ピカデリー(シアター6)
出演:磯光雄(監督)、藤原夏海(相模登矢役)、和氣あず未(七瀬・Б・心葉役)、
伊瀬茉莉也(那沙・ヒューストン役)
MC:久保井朝美

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